いまや絶滅危惧種の「反転フラップ式案内表示機」
フラップとは、パタパタと音をたてて変わっていく文字板の事を言います。
別名「パタパタ表示機」や「多面反転表示式」、開発者の名前から「ソラリー式」とも言われています。
数分おきに列車が発車するたびに、あわただしく種別、行き先、時刻、接続と「パタパタ」と音を立てながら変わります。
現在ではフルカラーできれいに表示できる「LED表示機」が増える中、まだまだ現役で活躍している「反転フラップ式案内表示機」。
今回は、関西を走る阪急電車、京都線、宝塚線、神戸線の路線3駅で活躍している表示機を紹介します。
Contents
京都線「相川」

大阪梅田から京都河原町を結ぶ京都線。
梅田から7駅めにある「相川」に反転フラップ式案内表示機はありました。
梅田方面に向かうホームにあるので駅に着いて、向かいのホームへ移動。
ありました!


この駅は普通しか停車しないので特急と準急の通過が多く、ほとんどが通過の表示です。
近くで耳を澄ますとはっきりと聞こえる「パタパタ音」
こうして現役で頑張ってる姿を見ると、こちらも頑張ろう!って気になれます!
次は宝塚線の「雲雀丘花屋敷」にある反転フラップ式案内表示機を紹介します。
宝塚線「雲雀丘花屋敷」
十三から乗りました。

関西人でも読めない駅の問題でもたびたびお目にかかるこの駅名。
「じゅうさん」と書いて「じゅうそう」と読みます。
梅田から淀川を渡ったこの駅までは京都線、宝塚線、神戸線が並行して走るので、梅田から乗ると他線とし烈な競争が見れて楽しめると思います。
宝塚線は豊中駅以降は各駅に停車するので、急行を待ちます。

❗❗❗❗❗❗❗
「かっこいい❗❗❗✨」
この日は運が良く、豪華なラッピングがされた車両に乗ることができました!

ベルサイユのばらとのコラボですね!
阪急はキャラクターとのコラボを頻繁にしているので乗る側も楽しめます!
電車にゆられること25分・・・

到着しました。自然を感じられるのどかな駅。

私の大好きな雰囲気の駅です!
さっそく発見しました!反転フラップ式案内表示機!


この駅は普通と急行がひんぱんに出入りするので、表示機みるがパタパタするところをたくさんみることができますよ!
次は神戸にある反転フラップ式案内表示機を紹介します。
神戸線「岡本」

この日は梅田から始発で座ってゆっくり行きました。

阪急神戸線で反転フラップ式案内表示機があるのは「岡本駅」だけみたいですね。

神戸線特急「新開地」行きで向かいます。
梅田から特急で20分くらいで到着します。

閑静な住宅街に位置する岡本駅。

下車してすぐ現役で活躍しているパタパタを見つけました!

いつまでも現役で頑張ってほしいですね✨
まとめ
阪急線では3駅でしか見ることのできない「反転フラップ式案内表示機」
この先、ここで紹介した表示機もLED表示機に変わり、さらに数を減らすことになるでしょう。
関西だけでなく、日本中の駅でも反転フラップ式案内表示機は数を減らしていると思います。
耳を澄ませば、しっかりと聞こえるパタパタ音。
今なら現役で活躍しているパタパタ表示機を見ることができますよ!
さあ、お出かけしよう!