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【キャットフード】猫に穀物入りのフードは害?肉主体のフードを選ぶ理由。Twitter内での猫に与えられているフードまとめ

ロイヤルカニャン

人間も猫も今日食べたものが明日以降の体を作ります。

僕はレストランでの調理経験もあり、お客様のお口に入る食材については厳しい品質管理をしていましたが、猫のフードに関しては全く考えもしませんでした。

愛猫家の方はフードにどのようなこだわりを持ち、どんな経緯、経験に基づき今のフードを毎日与えているのか、どうしても気になり、先日このようなツイートをしました。

このツイートに多くの愛猫家さまが猫に対する健康やフードへの気遣いなどのコメントをしてくださいました。ありがとうございます!

僕は猫を飼っていなくて、ツイートをしたこの時点でフードの知識は全くのゼロでしたが、経験に基づくコメントをいただき、数日でフードに対する見方や知識が変わりました。

また、フードの主原料には穀物が使われていることが多く、猫には主原料の先頭に「肉」と表示されているものを選ぶとよいとのコメントもいただけました。

このことについても説明したいと思います。

この記事では・・・

  • みんなが与えているフードは?
  • 原材料先頭に肉表示のフードが良い?
  • 穀物は猫に害なの?

についての疑問を解決する記事になります。

この記事を読むことで今まで以上に愛猫さんのフードを知り、より健康で末永く一緒に暮らせるようになることを願っています。

まずは、Twitterのコメント・DMの中で最も多かった与えられているフードを紹介します。

チュールなどのおやつ向けなフードは省略させていただきました!

あくまでもTwitter内での情報なので、全体の評価ではないことをご理解くださいませ。

与えられているフードと使用感

Twitterで寄せられたフードと与えた感想も一緒に書いていきます。

ロイヤルカナン

寄せられたコメントで一番多かったのが「ロイヤルカナン」でした。

病院がすすめるフードとしても有名なこのフードを与えた感想は

  • 処方食・療法食があり移行しやすい
  • 膀胱炎の治療で治った(再発なし)
  • 結石の治療で治った(再発なし)
  • 消化器サポート(可溶性)でウンチもスムーズ
  • 切らしてもどこのお店でもすぐに買えるから
  • 尿路結石用を予防のために与えている

食べられるメーカー内で療法食へとスムーズに移行できることも大きなポイントと言えるでしょう。

シニア食、腎臓サポート、-17、1歳未満・成長後期、消化器サポートなど、バリエーションが豊富!

サイエンスヒルズ

サイエンスヒルズもロイヤルカナンと同じく、病院がすすめるフードです。

  • 処方食・療法食があり移行しやすい
  • ダイエット食の効果が高い
  • やめると毛艶や目の輝きがなくなる
  • ウンチの臭いが減った

ダイエット食などの療法食は薄味なので食いつきが良くない場合、常用食フードを少し混ぜて与えるのがポイントのようです。

ピュリナワン

人気フード3指に入るピュリナワン!

  • ウンチの臭いが抑えられた
  • 使用している素材が良いと感じる
  • 子猫用のチキンの食いつきが良いです
  • 大人用のグレインフリーチキンを与えている

ロイヤルカナンに行き着く前に食べさせてみる方が多くおられました。

フードの食い付きとコスパの良さが人気の要因でした。

カナガン

ヒューマングレード(人間が食べられるレベルの原材料使用)のグレインフリー、添加物不使用のフード。

  • 食の細い子が食べてくれて体重が普通になった
  • 下痢や便秘をしなくなった
  • 穀物アレルギーなのでグレインフリーは助かる
  • 安いフードのような食いつきは見られない
  • ウンチが臭うようになったかも?
  • ヒューマングレードフードは食いつきを良くする香料や飽きさせないための添加物を使用していないために薄味に感じて、食べてくれない場合があるようです。
  • 肉が主体なのか?ウンチが臭うこともあるようでした。
  • 素材を活かしたフードのため、以前のフードを混ぜながら少しずつ移行してカナガンだけに移行すると良いそうです。

キャラット

メイン食材が穀類であるフードです。

  • 肉系のフードを食べない猫が食べてくれるから
  • コスパが良いから
  • オリゴ糖配合で便秘を解消してくれてる

穀物アレルギーの猫さんにはおすすめできないけど、そうでなければコスパが良いフードです。

アーテミス

チキンの動物性たんぱく主体のフードです。

  • 毛玉ケアを与えている
  • フードの基準が高い

すべてのお店で取り扱っているわけでなく、通販での取り寄せになるので送料が負担になります。

メディファス

フードにヨード卵・光」が配合されており、猫の成長段階、ダイエットから毛艶ケアなど健康をフォローしてくれるラインナップ。

  • ドライ・ウェット・パウチの3種類あるからローテーションで飽きさせないようにしている
  • 下部尿路疾患のケアのため
  • オシッコの出が良くなった

猫の健康を手厚くフォローしてくれるフードで、下部尿路疾患が気になる人が与えています。

ハロー

キトンから年代別にグレインフリーまでそろっているフードです。

  • 副産物が使われていなく安心
  • 小粒で食べやすいみたい
  • 食べなかったら返品返金してくれるので試しやすい
  • 穀物アレルギーにはカロリーオフのヘルシーチキンがおすすめ
  • 原材料に猫に必要な動物性たんぱく源である「チキン正肉」が使われているので、たんぱく質を主体とした栄養源をバランスよく摂取することができます。
  • 副産物(食用に適さない部位)が含まれていないのも安心ですね。

オリジン

主原料に動物性たんぱく源である「新鮮骨なし鶏肉」を使用。原材料には限りなく野生の猫の食事に近づけるために、肉の含有量を90%以上と高めです。

コメントには、

  • 成猫になるまでは高くてもグレインフリーのフードを与えたいとのこと。

僕が調べたフードの中では、オリジンは猫に害する材料が全く使われていない高級なフードでした。

成長期である仔猫の時にこそ一番良いものを与えたいとのことでした。

ソリッドゴールド

ソリッドゴールドのカッツフラッケンというグルテンフリーのフード

  • 結石にも対応していて獣医からも問題ないと太鼓判をいただいたフード
  • 獣医さんの指導で与えている
  • 安くはないが出し惜しみしたくない

主原料に「チキンミール」とあるのが少し気になりますが、添加物不使用で栄養バランスの良いフードです。

ボジータ

ISO14001,2004国際標準化機構認証取得という厳しい国際検査に合格しているフード。

  • 甲状腺機能亢進症に
  • 原材料に安心が持てるから
  • キトン。毛艶がいいです
  • 厳しい品質管理の下で厳選された素材を使用しているスウェーデン産のフード

人気フードはロイヤルカナンとサイエンスヒルズ

どちらも処方食、療法食のバリエーションが豊富で獣医さんがおすすめすることが人気の要因と言えますね。

ここまでのフードを見ると、猫の健康を考えて添加物や合成酸化防止剤などを使用していないフードを与えている印象です。

ですが、原材料を見ると猫には良くないとされる「穀物」がフードに使われています。

次は、なぜ肉食である猫のフードに穀物を加えるのかを検証します。

先頭に「肉類」表記のフードが良い?

ねこの肉球様 から原材料の先頭に肉類表示がされているのが良いとのコメントをいただきました。

猫は肉食なので、穀物の多いフードを与えすぎると尿のph値が草食動物よりに偏り、尿路結石の原因になりますよと。

これは正しい考えです。

「先頭表示が肉類のを選ぶ」または「肉のみ(グレインフリー)を選ぶ」ということです。

グレインフリーは高価でお財布にも優しくないですが、できるだけ肉多め!を意識しましょう。

グレインフリーなどの高たんぱくなフードを食べている猫は、低たんぱくなフードを食べている猫と比べてオシッコの量が多くなるため、尿のph値が低下して尿路結石ができにくくなるようです。

原材料に「穀物」が含まれているフードは猫に害があるのかを調べてみました。

「穀物」は猫に害なのか?

猫は穀物を食べないし消化もできないから避けるほうが良いという意見を多く寄せられました。

猫の唾液中には「アミラーゼ」という消化酵素が無くて消化器官も短いので、猫の体は穀物の消化には向いていません。

穀物が配合されていると消化器官や心臓にもに負担がかかり、心臓疾患の原因にもなります。

ではなぜ、フードに穀物が含まれるのでしょうか?

  • 安い原材料を使いコストメリットを享受できる利点
  • 炭水化物など栄養バランスを整えやすい
  • 嗜好や体調によって合わせやすい

一番の理由は製造コストにあると思います。

経済性もペットフードにとって重要な指標であることも事実です。

価格を抑えないと高価なフードを誰も手に取ってもらえないので、原価を抑えて販売価格を安く設定しています。

猫も微量の穀物は消化、吸収できます!

フードに含まれる「穀類」には小麦、トウモロコシ、えんどう豆、大麦、米などがありますが、人間と同じく穀類に含まれる「炭水化物」はそのままでは消化されません。

穀類に水と圧力を加えて加熱調理することで消化、吸収することができます。

人間もお米を生では食べませんよね?水を加えて加熱調理(糊化、α化)することで消化、吸収することができます。

フードに含まれる穀物も加熱調理されて炭水化物もα化されているので、体内で消化吸収されます。

ただし、猫は人間よりも「肉食動物」寄りですので、炭水化物を体内でうまく利用することができません。

毎度、食事の炭水化物量が多くならないように調節することが大事になってきます。

野生の猫は穀物を食べたネズミや虫を捕獲して食べた場合、ネズミや虫の死肉に含まれている穀物も消化、吸収しないといけないので、少量の炭水化物は消化できます。

市販のフードは炭水化物多め

市販フードの成分表を見ると、炭水化物量は40%以内の範囲で加えられています。

炭水化物の算出法は「保証成分」の数値を足して100から引くと大まかな数値を割り出せます。

  • タンパク質
  • 脂質
  • 粗繊維
  • 灰分
  • 水分

上記を足した数値-100=大体の炭水化物の数値。

~%以上や以下で表記されているため大体の数値しか割り出せません。

人によっては40%未満の炭水化物を含むフードでも、猫には問題ないとされる場合もありますが、 僕は炭水化物の含有量が多めと感じました。

猫が炭水化物を摂りすぎると
  • 肥満や糖尿病
  • 泌尿器系疾患
  • 腎臓疾患
  • 心臓疾患
  • 穀物アレルギー問題

炭水化物の含有量が気になるようでしたら、例えば、フードに少しだけグレインフリーのフードを足してあげると食事中の肉タンパクの含有量を増やすことができます。

ですが・・・

安いグレインフリーのフードも穀物不使用を謳っていますが、穀物をイモ類と豆類に変えただけのが多いです。

イモや豆類でカサマシされたグレインフリーのフードを食べ続けても結局同じことですよね。

こだわるのであれば、イモを少なく、カボチャ、ひよこ豆など猫の健康に気遣ったフードを選びましょう。例:オリジンなど

  • 猫に不必要な量の穀物(炭水化物)が配合されているフードも多くあり、それは製造コストを下げるのために加えられている
  • 穀物主体のフードを与えすぎると尿のph値が適正でなくなり結石の原因に!
  • 市販のフードに含まれる穀物は消化、吸収されるように加熱調理済みで猫が食べても大丈夫だが、炭水化物が多め。
  • 猫は炭水化物の体内利用がうまくないので、毎食ごとの炭水化物含有量を抑えてあげる配慮が必要!

フード内に配合されている炭水化物以外の栄養バランスはどれも整っていることがわかりました。

猫にとって良いフードまとめ

愛猫家の皆様が猫に与えられているフードは

  • ロイヤルカナン
  • サイエンスヒルズ
  • ピュリナワン
  • カナガン
  • キャラット
  • アーテミス
  • メディファス
  • ハロー
  • オリジン
  • ソリッドゴールド
  • 皆様が与えているフードの多くがロイヤルカナンとサイエンスヒルズ
  • メーカーに療法食、処方食があると極端に味が変わることなく同メーカー内で移行しやすい
  • 穀物入りは猫に害のあるフード=粗悪フードではない
  • 穀物は価格を抑えるためと栄養面を整えるために入れている
  • できるだけ肉表記が先頭にあるフードを選ぼう
  • 一食の炭水化物の含有量を減らす工夫を(グレインフリーを混ぜるなど)

一番は食べてくれること!

どんなにヘルシーで健康や病気の予防にも良いフードがあったとしても、それを猫が喜んで食べてくれるとは限りません。

フードを与える人間も神経を使いすぎて疲れますし、良かれと思って人間の都合でひんぱんにフードを変えられると猫もストレスになります。

今回ご紹介したフードを与えて15歳以上健康に生きられている猫も多くいますので、定期健診で獣医さんにアドバイスをもらいながら愛猫と健康なモフモフライフを過ごしてください!